2013/03/28

Windows 8 を使い始めて

細かく精密なマウス動作を指でのタッチで行うための支援ソフト(CharMY Cat's Hand ~猫の手~)を公開しました.


Windows 8 のデスクトップ上でタッチ非対応のアプリ等を利用する場合,
タッチ操作では細かい部分のクリック操作が難しく,結局マウスが必要になることもあります.
そこで,細かいタッチ操作を支援するソフトを開発しました.


タッチ操作で最も難しいのは正確なポイントのタップです.
Windows 8 デスクトップ上のマウスクリックはタップ操作で代用されていますが,
これでは正確なクリックができないこともあります.
一方,スライド操作に関してはある程度正確な距離検出が可能だといえます.
そこで,スライド操作で正確なクリック位置を決めて,クリックする.
まるで,画面上のマウスを動かすように操作を行い,
マウスジェスチャをエミュレートするソフトを開発しました.


拡大鏡でも細かな操作は可能かもしれませんが,
全体を把握しながらの操作が必要なこともあります.
そんなときに活用されればと思います.



ソフトを起動して画面に触れると,触れた位置に下の画像の指のようなマークが現れます.
2本の指で触れると,猫の手?(どちらかというと熊や虎っぽいですが)の形が現れ,
その先にカーソルも現れます.



順番に指を離すことでカーソル位置をクリックする動作がエミュレートされる仕組みです.
右クリックやダブルクリック・ドラックドロップ等も指を離す順番によってエミュレートできるようにしました.


PCがタッチ画面対応でなくても,操作を試せるように,マウスで指の触・離をエミュレートできるようにもしました.